原子炉内にて核分裂反応を起こすことで発電を行う原子力発電。安定して大量の電気を作り出せますが、放射線の管理は厳重に行われなくてはなりません。

2011年3月の福島第一原発における事故以降、日本では今後の原子力政策の行方について様々な議論がされています。また、世界的に見ても、原子力発電を推進している国もあれば脱原発を目指している国もあります。

賛否両論ある原子力発電の取り扱いですが、こちらでは中立的な視点から分かりやすく解説させて頂きます。

発電の仕組み

原子力発電の仕組み
(イラスト出典:日本原子力文化財団

基本的な仕組みは火力発電とそこまで変わりません。火力発電は化石燃料を使って水を熱して蒸気を発生させ、その蒸気でタービンを回し発電しますが、原子力発電は化石燃料を使う代わりに、ウランを核分裂させて熱エネルギーを作ります。

世界各国でこの仕組みが使われており、全世界の電力の約15%を原子力発電が生み出していると言われています。

日本でも2010年の段階で国内発電の約2割を担っていましたが、東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故の影響もあり、今後どう推移していくかは不透明と言えます。

主な設備

設備 解説
原子炉 核反応を起こして熱を発生させる設備です。その熱で水を熱し、蒸気を発生させます。火力発電でいうところのボイラーに相当する設備で、原子力発電所において最も重要なパートと言えます。軽水炉や重水炉など複数の種類があります。
制御棒 原子炉内の核反応を制御するための棒状のものです。炭化ホウ素やカドミウム合金などといった中性子の吸収能力が高い性質でできています。
冷却材 核反応を起こして発生した熱を原子炉から取り出すための材料です。軽水や溶融金属ナトリウムや炭酸ガスなどが用いられています。
減速材 原子炉内の中性子の速度を抑えるための材料です。中性子と核燃料による反応の効率を上げるという役割を果たします。軽水や重水や黒鉛が用いられます。
燃料ペレット 原子炉で使用する核燃料を固めたセラミックのことです。核燃料から発生する放射性物質をペレット内に収めておくという役割があります。
燃料被覆管 燃料ペレットを燃料被覆管の中に積み重ねたもの燃料棒と言いますが、燃料被覆管も放射能を外部へ漏らさないようにするという役割があります。
原子炉圧力容器 原子炉内の圧力を一定に保つための容器です。発電の際に前述の冷却剤は放射能が溶け出しますが、その放射能が外部に漏れないようにするという役割もあります。
原子炉格納容器 原子炉やその他の周辺装置を格納している容器です。圧力容器が破損しても放射能が外部に放出されないようにします。
原子炉建屋 原子炉格納容器からも放射能が漏れてしまった場合に、外部への放射能漏れを防ぐという役割があります。
5重の壁 前述の「燃料ペレット・燃料被覆管・原子炉圧力容器・原子炉格納容器・原子炉建屋」を総称して5重の壁と言われます。

使用する燃料

燃料 解説
天然ウラン ウラン235のウラン238の比率が自然に存在しているウラン資源と同じであるもの。
濃縮ウラン 天然ウランよりもウラン235の含有率が高いもの。低濃縮ウランは主に原子力発電所の核燃料として使われますが、高濃縮ウランは原子爆弾や原子力潜水艦の推進機関などに使われます。
劣化ウラン 天然ウランよりもウラン235の含有率が低いもの。
トリウム 主流ではありませんが、一部の原子力発電所で用いられています。
プルトニウム プルサーマル発電の燃料や、核兵器の原料に用いられています。

原子炉の種類

種類 解説
軽水炉 減速材に軽水を用いる原子炉です。「加圧水型原子炉」と「沸騰水型原子炉」が代表的存在です。
重水炉 減速材に重水を用いる原子炉です。「CANDU炉」「新型転換炉」「ガス冷却重水炉」が代表的存在です。
黒鉛炉 減速材に黒鉛を用いる原子炉です。「黒鉛減速ガス冷却炉」「黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉」「溶融塩原子炉」が代表的存在です。
高速炉 高速中性子を用いてエネルギーを発生させる原子炉です。「高速増殖炉」「ナトリウム冷却高速炉」「鉛冷却高速炉」「ガス冷却高速炉」などの研究が進められています。

メリット

原子力発電のメリット・長所を箇条書きにしてまとめてみました。

オール電化など、電化製品の利用機会が増加したことから、大量の電力を供給できるという点はとても魅力的なメリットなのですが、デメリットがそれに見合っているかが問題です。

また、コストに関しては推進派と反対派で考えが180度異なっていることもあります。

  • 安定して大量の電力を供給できる
  • 発電量当たりの燃料単価が安いので、経済性が高い
  • 事故が起きなければ国の技術力の高さの証明になる
  • 発電所を設けた地域では雇用増加や税収増加が見込める
  • 地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量が極めて少ない
  • 酸性雨や光化学スモッグなどといった大気汚染の原因となる酸化物を排出しない

デメリット・課題・問題点

今度は逆にデメリット・短所を箇条書きにしてまとめてみました。

他の発電方法と大きく異なるのは、事故が起きた際に広範囲にわたって人間や動植物に悪影響を及ぼしてしまうという問題点です。そのため厳重な管理が求められます。

また、通常通り安全に運転していても発生してしまう放射性廃棄物の取り扱いもポイントです。

  • 放射線の厳しい管理が必要
  • 毒性のある放射性廃棄物が発生する
  • 発電停止から廃炉解体が完了するまでに時間がかかる
  • 事故が起きて周辺地域に多大な被害を与える恐れがある
  • 危険性の高さは他の発電方法とは比べものにならないレベル
  • 放射性廃棄物の処分方法が確立していない(最終処分地確保の問題)
  • 原子力発電の技術を、核兵器や劣化ウラン弾などといった軍事兵器製造に用いることができてしまう
  • 事故が起きて放射線が外部に流出すると、人間が発電所に近づくのが難しくなるため、故障箇所の修復が困難となってしまう。

推進派と反対派

当サイトでは火力・水力・風力など様々な種類の発電方式をご紹介しておりますが、その中で最も「推進派と反対派の対立」が激しくなっているのが原子力発電です。日本国内でも対立がありますが、海外でも両サイドからの意見が挙がっています。

いわゆる推進派とされている国の筆頭はフランスです。電力の約8割を原子力発電で生み出しており、他国への電力輸出や技術輸出も盛んに行われています。その他、アメリカや中国・ロシアなどといった大国も推進国とされています。

逆に反対派の筆頭はドイツです。2022年までに国内にある全ての原子力発電所を閉鎖すると発表しています。また、ベルギーは2025年までに、スイスも2034年までに、それぞれ脱原発を実現すると発表しています。

日本は世界的には賛成派とされています。国際原子力パートナーシップに加盟しているためです。また、原子力発電所を作る技術力も世界屈指と言えます。実際に日本企業が他国で原子力発電所の製作を受注することも多いです。

ちなみに、この「国際原子力パートナーシップ」ですが、多くの国々が加盟しています。前述の賛成派の国々に加えて、オーストラリアやカナダ・イギリス・ポーランド・ウクライナ・韓国など全部で35以上もの加盟国があります。

ヨーロッパ諸国やアメリカ・日本など既に成熟した先進国で、今後急に電力需要が高まるということは考えにくいですが、アジアやアフリカ・中南米の国々では経済発展と共に電力需要が急増することが予測されていて、各国で安定した電力供給を実現できる原子力発電に注目が集まることは間違いありません。

ただ、チェルノブイリや福島のような原子力発電の事故が起きることのないように、安全管理は徹底する必要があります。賛成派・反対派いずれにしても、安全性という項目は最重視しなければなりません。

賛成意見

地方創生と国力担保のため

原子力発電を推進すべき理由は2つあります。1つは地方創生の観点です。原発がある地域の経済を支えているのは、発電所関連の雇用と所員による消費です。ほとんどの地域が本来なら過疎になる場所ですが、原発のおかげで何とか持ちこたえています。

自治体に落ちる税収や補助金も大きいものがあります。それだけ大きなリスクを抱えている代償ですから、額が大きくなっており、原発を抱える地域は完全に原発に依存しているのです。

もう1つの理由は、核兵器をいつでも製造できる能力を担保することです。日本は東西冷戦の時期からずっとアメリカの核の傘に守られてきました。

常識ある人物が大統領である限り、日本を見放すことはないでしょうが、非常識な人物が就任した場合、日米安保条約が発動されずに日本が中国や北朝鮮の脅威にさらされることも考えられます。

原発が稼働し、日本にいつでも核兵器を製造できる能力があることを示せば、近隣国に日本侵略をためらわせるだけでなく、アメリカにも同盟関係を維持させるための無言の圧力として活用できるのです。

原発に依存せざるを得ない

日本(世界)の将来を考えた場合、原発はどうしても必要だと思います。現在の原発以外の発電システムだけでは、将来的に電力が不足することになります。

アメリカ国内の総電力の20%、日本における電力量の約23%を原子力発電が担っていることを考えると、これを失くすことは代替発電システムのない現状では難しいでしょう。世界規模で見てもかなり原発に依存しているのではないかと思います。

水力発電や火力発電については環境・資源への問題も取り沙汰されており、安易にこればかりに依存するのは危険です。そのようなわけで、リスクはありますが原発を推進していくしか現状では方法がないものと考えます。

安全管理がしっかりしていれば問題なし

私は、原子力発電について、十分な安全管理がなされた上でという条件つきで、完全に賛成しています。エネルギーの安定した確保という点において、原子力発電が最も優れた方法であることは明確です。もちろん、災害や事故があった場合、リスクはありますが、それは他の発電方法でも同じことです。

また、原子力発電所を稼働することで、地域経済を発展させることができます。原子力発電所に関連する企業や、それに伴う来客に伴っての飲食店などの必要性も出てきて、長い目で見れば、その地域の活性化につながると言えます。

もちろん、徹底した安全管理は必要です。以前の教訓を活かして、地震や津波が起きた際にも十分耐えうるような強度を、原子力発電所全体に設けておけば、問題無いと言えます。

地球上のエネルギー資源が限られている中、原子力発電は効率良くエネルギーを生み出し、貯めていくことのできる最も良い手段であると言えるでしょう。原子力発電のメリットが十分、理解されることを望んでいます。

発電効率の良さ

東日本大震災によって、原子力発電所が被災して、放射能が周囲に漏れ出てしまってからというもの、原子力発電に対する風当たりが強くなってしまいました。ですが、私個人の意見としては、原子力発電を今でも肯定する立場でいます。

今回の東日本大震災によって原子力発電所が被災してしまったのは、想定外の出来事であり、原子力発電自体を否定する事はないのではと思っています。

原子力発電はこれまで、私たちの快適な生活を、電気という形で支えてくれていました。電気を発電する方法はいくつもありますが、原子力発電ほどコストを掛けずに大電力を発電する方法はないと考えられます。

火力発電所は二酸化炭素を発生させて地球温暖化を悪化させてしまいますし、環境に良いと言われている太陽光発電は、発電効率の面で原子力発電に遠く及びません。

私たちの暮らしは、これからますます電気を大量に消費する事になると思われますから、効率良く大電力を発電できる原子力発電をこれからも使い続けるべきです。

原子力発電は放射能汚染の恐れがありますが、厳しい管理の下で運用すれば完全に防ぐ事が出来るはずですから、失敗を教訓にして安全なシステムを確立していけば、問題はないかと思います。

地球温暖化を抑える

世間で廃止廃止と騒がれている原子力発電ですが、叫んでいる人たちは地球環境の悪化に対してはどんな手を打とうというのでしょうか。

もちろん、太陽光や水力や風力を整備するのは当然としても、コストの問題で一向に増えないのが現状で、将来にわたっても電力需要を満たせるほどに整備できるのはいつになるやらという状態です。

その間、メインの発電を火力で行うしかないのであれば、エコ発電が普及するより先に地球がもたない未来が現実的でしょう。

原子力発電は、放射能汚染や事故などのデメリットが多いですが、Co2を排出しないという最高のメリットを忘れがちで、地球環境のことを考えれば、原子力発電の危険性は人間が受容すべきリスクなのだと思います。

私の実家は原子力発電所からたった10km範囲にあり、子供の頃から原発が身近な地域で生活していました。原発の危険性は小学生の頃から教育されてきましたが、地球温暖化の対策になるならそれも仕方ないと思い、今も思っています。

技術力を高めるためにも原子力発電は必要

原子力発電に賛成な理由としては2つあります。

一つは、安定して大量の電力を供給できるので、電力需要に対応して大規模な発電量を計算できるという点です。

ただ、日本の発電システムを原子力一辺倒にするのは問題です。一つの発電方法に比重を置きすぎると、何かトラブルになった場合に問題になりますので、数ある発電方法の一つとして原子力存続させていくべきです。

もう一つの理由としては、原子力という分野は今後、より重要な科学技術分野となっていきます。近い将来、日本が本格的に宇宙進出した場合、宇宙でのエネルギー源として原子力技術を使う機会は必ず訪れます。

そして、宇宙では当たり前に飛び回っている放射線から身を守る為の技術も必要になってきます。その時の為に、原子力発電を通して、原子力を取り扱える技術力を高めていく必要があり、原子力発電は継続してゆくべきです。

東日本大震災での福島原発の件で原発のイメージは悪くなっていますが、あれは原発自体が悪いのではなく、国の危機管理に対する甘さが出た結果です。原子力発電を継続していく上で、危機管理についての更なる議論は必要だと思います。

発電量が魅力

自分は原子力発電に賛成派です。理由としては、大量の電力が供給可能であるからです。オール電化などのように電化製品の利用機会が増加していることから、大量の電力を発電できるという面を見ると、とても魅力的です。

あと、発電量当たりの単価が安いので、経済性が高い。関西電力は原子力発電がないと電気料金を上げています。普通でも関西電力は電気料金の値段が高いというのに、なんてことでしょう。関西に住んでいる自分たちは堪ったものではないです。

メリットとしてもう1つ、発電時に地球温暖化の原因となる温室効果ガスが排出しないという点です。日本も先進国として地球温暖化のことを一番に考えなければなりません。

最近は異常気候が多いのは、温暖化が進んでいるせいでもあるし、生物の生態や生息地域も変わってきています。そのためには、原子力発電に頼り、発電の供給を安定にし、温室効果ガスを少なくして地球温暖化を食い止めるべきだと思います。

酸性雨や光化学スモッグなどといった、大気汚染の原因となる酸化物を出さないのもメリットの1つです。

1度の事故で全てを放棄するのはおかしい

世間では原子力発電を否定する動きがありますが、私は原子力発電には賛成です。

東日本大震災では大きな被害がありましたが、想定外の津波がきてしまったので仕方がないのかなと思っています。まさか20メートルの津波が来るなんて、誰もが想像もしていなかったと思います。

日本は資源に乏しい国です。原子力発電は少しのウランで大量の電気を作ることが出来るのです。今までの日本は原子力発電の発展の為に、どれだけお金をかけてきたかと考えると非常にもったいない気がしてなりません。今まで進歩してきた技術を全部捨てて、新しい発電に乗り換える事は非常に残念にも感じます。

現在の日本は、原子力発電なしで電力をすべてまかなう事は不可能です。今まで頼ってきた原子力発電を、1回の事故だけですべてがいけないという考えはおかしすぎます。

確かに、今でも放射能に汚染されている地域はあります。でも、こんな大事故は今後は起きる事がないと信じています。原子力発電の発展の為にかかわってきた技術者の方などには迷惑な話ではないでしょうか。

エネルギーの安全保障

原子力発電に賛成する理由は「エネルギー安全保障」の面からです。日本では資源がないために、発電のような重要なインフラを考えるうえでは、たくさんの発電方法を用意しておく必要があるからです。いわゆるエネルギー安全保障です。

現状では、日本における主な発電方法は「火力、水力、原子力、自然エネルギー」ということになります。すでに水力は日本では限界値まで活用されており、これ以上増やすことはほとんどできません。

自然エネルギーはまだまだ発展途上で増える可能性はあるものの、急速に大きな発電シェアを得られる可能性は高くありません。原子力発電がほとんど活用されていない現在では火力の割合が増えていますが、火力発電の原料は石炭、石油、天然ガスであり、日本ではほとんど調達することはできません。

つまり、海外の原料価格や地政学の大きな影響を受けてしまうのです。火力発電に頼りすぎるのはやはり危険すぎるということになり、自然エネルギーに期待しつつも現状では原子力発電を活用すべきです。

危険だから取り除くという訳にはいかない

今回の事故は原子力というものをきちんと管理していなかった結果だと思います。非常用電源をきちんと確保しておいたり、海水に浸かっても大丈夫な作りにするなどすれば、また違った結果になっていたかもしれません。単に想定や対処、また原発に対しての考えが甘かっただけではないでしょうか。

放射能に対する危険ばかりが持ち上げられていますが、危険なものを排除していったら世の中は回らなくなってしまうと思います。車にせよ、農薬にせよ、化学薬品にせよ、基準があり規則があり、それを遵守することによって安全や安心が保たれているわけで、原発ばかりを特別視する根拠には当たらないと思います。

新エネルギーに移行するまでは原子力発電が必須

原発施設について、現地にしてみれば、それで食べている従業者も大勢います。だから、危険性がなければ発電所はあっても別に構わないわけです。しかし、放射能が漏れ出すといった危険が伴うことから、どうにかして停めようとします。

「電気が使えなくなったらどうなるか」ということを考えると、急に停めることはできません。急に共有量が減ってまた計画停電のようなことが起きれば、混乱します。

だから、原発には賛成です。賛否について語られているのは最近になってのことですので、今それほど気になるのであれば、発電所から少し距離を置いたところへ引越しをしたほうがよいでしょう。わざわざ原発の近くに住む必要はありません。

そのうえで、無害な新エネルギーへの移行に取り組み、やがて原発を停める方向へもっていく必要があるでしょう。

中立的な意見

今すぐにやめるのは無理

原子力発電という物にはやはりリスクがあるとは思いますが、現状使っているという事はこれに代わる物は無いという事ではないでしょうか。

もしも原子力発電と同等、もしくは少し劣るくらいの効率のいい発電方法があるのならば、そちらに移行しても良いと思うのですが、現状そのような発電方法があるとは思えないですし、このまま原子力発電をやって行くべきだと私は思っています。

東日本大震災の時には、まさにその原子力発電のリスクである部分が出てきてしまった訳ですが、あの規模の地震は数千年に一度という頻度の地震ですし、危ないから何でもかんでもやめろと言っていたら世の中からは何も無くなってしまいます。

何度も言っていますが、原子力発電と同等の効率の物があれば良いのですが、今すぐに原子力発電をやめて、今まで通りの電気の供給や、今まで通りのコストでの運営が可能なのでしょうか。

新しい発電方法も考えられてはいますが、まだそこまで効率のいい物はないと思います。

技術進歩の芽を摘むことになる

私は原子力発電に対し中立の意見です。原子力発電自体がなければ、あの震災でのここまでの被害が出なかったという事実があるので賛成はできません。

ただ、原子力発電がなくなれば、火力発電に頼ることになり今以上の温暖化が進む事や電気代の値上がりが起こることは間違いないでしょう。そしてなによりアメリカが原子力発電を推進しているという事で日本も結局はやめる事ができないと思います。

そもそもが人間が地球に存在しない原子を作り、それを制御できる状態ではないということがおかしいのではないでしょうか。発電所の運営を続けて技術革新を起こし、制御できるようにするか、もしくは発電所を全廃して、技術進歩の芽を摘むか、非常に難しい選択だと思います。

代わりになるエネルギーがない

原子力発電による電力供給は、今現在で代替エネルギーが確立されていない以上、「必要です」と言うしかない状況です。

原子力発電以外にも色々な発電方法がありますが、少しのエネルギーで100kWレベルで発電出来るのは原子力発電所だけではないのでしょうか。火力発電所を最大出力にさせてもこれほどの発電量は得られないと思います。

後は昨年から言われている節電対策の話ですが、これにも大きなカラクリがあります。電気は貯めておく事が出来ないので作った電気は使わなくてはならないのです。

だから、いくら深夜に節電と言って電気を消してコンビニエンスストアが営業していても、巨大な電力を使うだろう工場や鉄道などは動いていないので、あまり意味がないのです。この辺りを理解して節電対策を取るべきです。

そして、日本の電力需要を賄える原子力に変わるものが本格的に運用に回せるようになったら、その時は原子力発電所を廃炉する側で声をあげたいです。今は仕方が無い時代なのかもしれません。

今後十数年間は原子力発電が必要

私は技術職に従事していますが、どんなに優れていると言われる技術でも、必ず時間がたつとトラブルを起こします。これは、最初の設計者の考えがだんだん風化してしまうことに原因があります。

担当者はいずれ現役を引退しますので、しばらくして次の世代へ引き継ぐうちに、設計書やコメントが、伝言ゲームのように誤って解釈され、部品の交換などのメンテナンス時にミスが一定の確率で必ず混入します。よって事故被害の深刻度を考えると、停止が必須です。

しかしながら、直ちに停止となると経済への悪影響がありますので、将来に廃止することを目標として徐々に移行していくべきでしょう。個人的な意見としては、太陽光発電や地熱発電などの供給量が増えるまで、数年~十数年間は賛成で、それ以降は反対と言ったような立場です。

リスクコントロールが大事

私は原子力発電に関して、代替できるエネルギーが十分に確保できるまでといった条件であれば賛成できます。しかし、現状の日本では原子力発電以外の発電方法では安定的な電力を確保することは極めて困難なことなので、原子力発電に頼る以外に策はないと思うのです。

エネルギー資源が乏しい日本にとって、発電コストが安くて長期の運用が可能な原子力発電は必要不可欠であると言えます。これからますます日本の技術は向上し、発展していくと思います。しかし、安定した電力がないことには発展どころか私たちの生活にまで影響が出てくることに違いありません。

確かに、チェルノブイリや東日本大震災による福島原発の事故は、放射能漏洩によって多大な犠牲を生んできました。このことは後世に渡って反省していかねばなりません。しかし、水力や火力発電等の他の発電方法も100%安全かと言えばそうではないはずです。

原子力発電によるリスクが高い分、安全性をしっかり図った上で稼働させてほしいです。

世界的に移行を進めるべき

私は、現状を考えると原子力発電に頼らざるおえないと思います。ただし、耐震構造の確認や、事故が起きた場合の対策など、今回の事故をきっかけに見直すことが必要だと思います。

原子力に代わるものとしては火力発電ですが、地球温暖化の二酸化炭素排出の問題、化石燃料の問題など、環境面での問題があります。ここを無視して、原子力を廃止して火力に頼るというのは大問題だと思います。

私が一番良いと思うのは、太陽光、水力、風力、地熱発電などの自然エネルギー発電だと思います。でも、今の技術では原子力発電分は賄えないと思います。国レベル、世界レベルで、自然エネルギー発電や蓄電の研究や技術開発を進め、徐々に原子力や火力発電からの移行を目指すべきだと思います。

確かに今回の事故により原子力は危険であることは理解できたのですが、感情的に反対するレベルの話ではないと思います。将来を見据えて、地球レベルで考えるべき事だと思います。

自然エネルギーに移行するまで

いずれは太陽光・水力・地熱などの自然エネルギーに移行していくべきだと思いますが、当面は原子力発電が必要です。今すぐに原発をなくしてしまうと、主に火力発電に頼ることになりますが、火力は環境への影響がありますし、燃料を海外に依存するので国際情勢に左右されやすくなります。

といって、自然エネルギーへの移行は、コストや技術面、地域住民の同意が得られるかといった問題があり、すぐには難しいと思います。こうした理由から、将来的には自然エネルギーに移行するという条件付きで、原子力発電に賛成です。

廃炉を前提として稼働すべき

原子力発電に依存しているという事は、紛れもない事実です。というよりも電力依存という方が表現的には、妥当かもしれませんが、何より電力の需要と供給のバランスがどうなのか?という点が一番の問題だと思います。現実的に原子力無しに経済活動を含む全てが正常を保てるのかが重要です。

現実的に無理であれば、一時的な原子力の使用は今後の廃炉プランありきで賛成ですし、原子力を今全てを廃炉にしても需要と供給のバランスが崩れなければ原子力の廃炉に賛成だと考えています。私達も巻き込み、国をあげて考える問題です。誰一人関係ないという人はいませんから。

シビアアクシデントへの対応に疑問

私は原子力発電に、中立(条件付き反対)の立場をとっています。

理由としては、廃炉にしたとしても、数十年間はその場所に原子力の大元は残るわけですから、地震が起き、シビアアクシデントが起こる確率は廃炉にしても稼動しても同じくらいであろうと思うからです。

それならば、当面(数年ほど)の電力を、原子力を使って発電するという考えは悪くはないと思います。しかしながら、シビアアクシデントに対する対策がほとんどできていない(国民に伝えられていない)状況を考えると、反対せざるを得ません。

反対意見

コストの高さと被害の大きさ

私が原子力発電に反対する理由は、コストが高すぎる上に、大事故が起こった場合、取り返しがつかないからです。

一般的に原子力発電のコストは安いといわれていますが、それは、原子力事故を想定していない場合のコストです。福島の事故を見ればわかりますが、ひとたび原子力発電の事故が起これば、それを収拾するのに数兆円、あるいはそれ以上のコストがかかります。

この事故コストを計算に入れると、原子力のコストは火力や水力などの発電と比べて、非常に高くつきます。これを考えると、原子力発電に反対するのは当然だと言えるでしょう。

また、一度大事故が起こると取り返しがつかなくなるというのも、原子力発電の怖いところです。福島の事故も、まだ完全に収拾できたわけではありません。ここでもう一度大事故が起こると、日本全体が致命傷を食らうかもしれません。その点を考えると、原子力発電に賛成とはとても言えません。

コストの高さ、大事故の恐怖、この2つのデメリットを考えれば原子力発電に反対するのは当然だと言えるでしょう。

子どもや孫を考えると反対

福島第一原発の事故を受けて、日本の半分に近い土地が汚染されました。余りにも広い範囲で大量の放射能が降ったため、事故前だったら大騒ぎであろうレベルの汚染も一部を除き今は「無かった」事にされているような気がします。

食や水に関しても国の安全基準がどうだとか言ってますが、畑にある野菜全てを、その地域一帯を、細かく検査した訳でもなんでもありません。

もし、その野菜達に即死する猛毒が塗られていても同じような検査方法で安全を確認するかというと流石に違うとも思います。結局は放射能汚染による影響は個人差にもよるし、影響が出たとしても現時点では立証が難しい。簡単に言えば、ごまかしが効くんだからどうだって良いみたいな対応にしか見えません。

私は汚染されたものを自分の子供にだって孫にだって食べさせたくありません。皆が殆どの人がそうでは無いでしょうか?原子力発電は無いものとした所からスタートすれば、もっと発達できる技術は沢山あると思います。

それこそ日本の底力を発揮する所なのではないでしょうか。無かった事にしてごまかす政治家達よりも、真実を受け入れて努力している技術者の方や企業の方の方が私は立派だと思います。そのような人達が日本を支えてくれているのだと思います。

放射能の恐怖

原子力発電は、大きな発電が可能ですが、その分大きすぎるリスクがあります。人の命にかかわります。地震や津波による被害はどうしようもありません。事故は忘れられていくようで怖いです。結局、人体に被害が出始めてから事の重大さに気が付くのかもしれません。

原子力発電は、たくさんの労働力が確保され、街には活気とお金が集まり、生活が豊かになります。何も起こらなければの話です。

しかし、事故が起こってしまうと、人体に大きな影響を与えます。仕事がなくなり、お金も入ってきません。電気を使う立場の人も困りますが、電気を作るために頑張ってきた人にとっては命がかかってきます。

将来、大人だけでなく、事故があったときに小さな子供たちだった人たちは、体に蓄積された放射能によって、いろいろ影響が出てくるかもしれません。毎日、恐怖と戦いながら生活するのは良くないです。子どもを持つ母として私は、原子力発電に疑問を持ち、反対したいです。

経済面でも安全面でも反対

原子力発電に反対する理由は、まず経済的に採算が取れないからです。原子力発電所の建設にかかる費用だけでなく、安全対策、施設の維持、耐用年数を経過した原発の廃炉にかかる費用、これらは全て消費者の電気料金に転嫁されます。

福島の事故以降は、その賠償や除染にかかる費用などもプラスされ、他の発電方法よりコストがかかるのは明らかになりました。「原発はコストが安い」というのは嘘なのです。

次に、原発を稼働すると避けて通れない問題として、放射性廃棄物の問題があります。今のところ、発電の際に生ずる使用済み核燃料を処理する技術は日本にはありません。保管する場所も確保できていません。

仮置き場すらもう一杯で、新しく場所を確保する目途も立っていません。どの自治体もそんな危険なものを自分たちの住む地域に置きたくないからです。原発を稼働し続ける限り、行き場のない廃棄物は増える一方なのです。

そして原発に反対する最も大きな理由は、この自然災害の多い日本で安全に稼働し続けるのは無理だということです。他の発電方法に比べ、一旦事故が起こった場合の損失が大きすぎるのです。土地も水も汚染され、人は半永久的に住めなくなります。

汚染された食べ物は、どんなに規制しても流通します。海には汚染された地下水が流出します。除染したところで、そのとき生じた廃棄物を処理する手立ても保管する場所もないのです。

どんなに安全対策を施しても自然災害に「想定外」はつきものです。地震、噴火、津波などの災害が多い日本では、割に合わない発電方法だと言えます。

核燃料廃棄物の処理はどうする?

原子力発電は、その道のプロでさえ、すべてのプロセスを把握して核反応を制御しつつ発電することはできないと言われています。それほど難しい発電方法なのです。それなのに、福島原発の事故を見てわかるように、その被害は甚大で取り返しがつかないものです。

さらに、高速増殖炉もんじゅが廃炉になることで、日本の原子力発電からその核燃料廃棄物の処理方法を含めたサイクルは破たんしてしまいました。

これ以上原子力発電を行い核燃料のごみを出し続けることは、ごみ回収車が来ないのにごみ収集所にごみを出し続けるのと同じ状況です。しかも、そのごみは高濃度の放射線を含むものです。1万年先も放射能を出し続ける物質です。

以前は、私は原子力を人間がきちんと扱えるなら科学の力を借りてエネルギーを生み出すのはありだと思っていました。しかし、それ以外の方法でも発電は可能です。日本が取り組まないだけです。それは原子力が儲かるからです。

実際に原子力発電所が稼働していない時も電力は足りていました。金儲けのためにそこに住む人のすべてを奪うような原子力発電には反対です。

恐ろしいリスク

東北大震災で原子力発電に問題が起きる前までは、火力発電などに比べクリーンなイメージで持っていました。でも震災以後、原子力発電のイメージは変わりました。正常に運転している時はいいかもしれませんが、もしも問題があった場合取り返しのつかない状況に陥ってしまうのを実感し、恐ろしくなりました。

事実、震災が起きてから1年以上経っても、住民は戻れないし、日本中が不安と不信感を持ち続けています。確かに原子力発電所に関わる事で雇用が増えたなどといったいい事もあるとは思います。

しかしながら、他国と比べても圧倒的に地震が多い日本で原子力発電をするのは、恐ろしいリスクを抱えているということだと思います。大変難しい事で、一人一人の努力が必要だと思いますが、違う発電に移すべきだと思います。

本当に安全なのか

事故の原因となった地震で、危険な断層について考えてみました。これまでの原発が建てられた場所で数多くの新たな断層の発見が続き、よりいっそう原発の危険性が増しているのに、このまま原発を続けると言うのは間違っていると思います。

ここに来て気になるのは、政府の原発の再稼働を急ぐそのやり方が余りにも「無責任」だという事です。あれだけの大惨事を起こした物をそう簡単に「安全です」と言っていいものでしょうか。このやり方を見ると安全性よりも、利便性や経済性など他を重視しているように見えて、いっそう不安が高まる一つの原因にもなっています。

もし再稼働するなら何年もかけて検証するべきではないでしょうか。このいい加減なやり方が続く限り原発には反対せざるを得ないと思います。

福島原発の事故で実感しました

ごくごく基本的なところで、原子力のエネルギーを利用して何かをしようとすることが間違っていると思います。放射性物質を人類は扱うことができないのです。触ることができず、処理をする能力も知恵もありません。そのような原子力を使おうという発想がそもそも間違っていると思います。

今回の福島原子力発電所の事故では、一刻も早く状況を把握しなくてはいけないのに、放射能のために機械ですら建屋内に入れず、原子炉の釜を見ることなどとうてい無理でした。私たちはハラハラしながら原子力発電所を外側から見つめているだけでした。放射能の前に人間はあまりにも無力です。

熱量の大きさに目が眩んで、人間が扱えない物質を使うという愚かな真似は絶対にやめなくてはいけません。生活を便利にするために生活を破壊するリスクを負うなんて馬鹿げています。みんなが心から安心して電気が使える生活のほうが良いし、それが本来あるべき姿だと思います。

国民の安全のためにも止めていただきたい

私は原子力発電には完全に反対です。放射性物質の流出が未だに収まっていない中、まだ原子力発電を続けようとする意味がわかりません。しかも、未だに原発事故は終息していないのです。

日本では残念ながら放射線測定器が必須となっていました。今後も放射性物質に気をつけながら生活しないといけないのは人によっては精神的にも厳しいこともあると思います。

本来なら、原子力発電なしでも電力は足りるという話を聞いたことがあります。ただコストの面で費用がかかるので、やらないだけです。国民の安全を考えるなら原子力発電は止めるべきではないでしょうか。

原発再開ありきの姿勢に疑問

現在停止している原子力発電所を再開しなければ、日本の電力供給は不足すると言われていますが、原子力発電には反対です。福島第一原発の映像を見て心底恐ろしいものだと実感しました。もっと安全に電力を作る方法を考え、速やかに実践して、原子力発電から離れてほしいです。

政府は原発再開ありきで話をすすめているので、代替エネルギーの開発に消極的なように思います。あるテレビ番組で、日本は原子力発電に伴う使用済み燃料の処分場所に問題を抱えているという話をしていました。

電力供給が不足するなら、国民ひとりひとりが現状を理解し、省エネルギーで生活する方法を工夫することも大切です。日本で生活する全ての人が当事者だと思って考えなければならない事態になっていると思います。

憤りを覚える

お金がかかり(発電コストが安い?それ以外に掛かる金額が甚大なのに隠蔽)、地球規模で自然を破壊し、人の体を蝕みます。

そもそも自分たちが死んだあとの世代にまで、時間とお金をかけて封じ込めなければいけないようなものをわざわざ生み出している時点で「安全」とは言えませんし、安全と言い続けてきた人が責任を放棄しても許される社会に憤りを感じています。

また、原発ばかりを推進するために、その他の発電の開発が遅れていると思います。日本人(もちろん世界も)の技術力・知恵があれば、その他にいろいろな発電システムが生まれていることと思います。

これからは人類と地球の未来のためにも、真の意味での安全・安心・安価な発電システムを開発していくことに注力すべきだと思います。

原子力発電所はろくでもない施設

原子力発電は非常に高価な電力施設であったということが、福島原発の原子力発電所のメルトダウンで明らかになりました。

なぜならば、一度原子力発電所が爆発したならば、その事故の後処理をするために、膨大な費用がかかることが誰の目にも明らかになったからです。この膨大な費用は東京電力が自社で何とかするのではなく、国からの支援で何とかしようとしているのです。

国からの金というものは当然税金で補填ということです。このようなことをしなければ存続できない、どうしようもない金食い虫の施設であるのならば、一民間企業がそれを管理運営することが不可能なことは誰が見ても明らかなです。

しかも、以前は原子力発電所は事故を起こしても、そこが爆破することはないと思われていました。しかし、実際には福島原子力発電所は爆発し、現在でも放射性部質を巻きちらし続けているのです。

このように、コスト面や安全性の観点から見ても、原子力発電所はろくでもない施設だと言えると思います。

事故時のリスクがあまりにも大きすぎる

原子力発電は、コスト的な優位さや、二酸化炭素の排出量の少ないエネルギーであることなどが報道されています。

しかし、東日本大震災での福島第一原発の事故で被害にあわれた地区の生活の再建がいまだ終わらず、補償や廃炉作業の問題、海水汚染への対策など、事故があった際のリスクがあまりにも大きすぎることが問題です。

また、正常に動いている原子力発電所を前提に考えたとしても、使用後の核燃料の処理などのコストが多大だとも言われています。

原子力発電所は補助金により地域経済の活性化に貢献しているという、ある意味人質を取るような政策もあり、原子力発電を停止してほかの電力で賄っただけでも地域経済にダメージが及ぶという難しさや、日本国内のすべての原子力発電所を同時に全面的に廃炉にしていくというのも技術的には大変難しいものがあるとは思います。

しかし、福島第一原発の事故や東海村の事故、もんじゅの稼働がうまくいかず莫大な費用が回収できていないなどもあり、原子力発電には賛成できません。

コストは当てにならない

震災がおきるまでは私も、原発はコストが安く、環境汚染が少なく、日本の高い技術力もあって、安全で経済的な発電方法だと思っていました。しかし、震災をきっかけに私の考えも変わりました。

地震などの事故が発生した際に国民が被るリスクが高すぎる、決して安全ではない技術であることが東日本震災によって明らかになったと私は考えるので、原子力発電には反対です。

東日本大震災にともなう福島第一原発の事故および放射能汚染の被害からも明らかなように、まず被災者は自分が住む土地を奪われ、コミュニティを奪われます。被災していない国民も決して人ごとではなく、農作物などの放射能汚染の不安にさいなまれます。

このように、たった一度の災害で国民を二重にも三重にも苦しめる原子力発電はやめなくてはなりません。

また、これまで原子力発電は安いと言われてきましたが、これは事故が起きた時の想定や原発を建てる自治体へ配るお金などを計算にいれていない、かなり電力会社に都合の良い算出だといえ、あてになりません。

使用済み核燃料の問題もあります。「もんじゅ」などで解決を図りましたが、一切解決の見通しが立っていないのが現状です。ドイツのように自然エネルギーの技術向上に、国として取り組むべきだと私は思います。

事故が大惨事を巻き起こす

東日本大震災まで、特に反対派でも賛成派でもありませんでしたが、東日本大震災の際の、福島原発事故での被害の大きさ、政府の対応へのいらつき、現在の状況や継続している問題点を考えると、反対せずにはいられません。

また、チェルノブイリ原発事故でのその後のことを考えたら、福島原発事故のその後についても、もう絶望しか感じられません。

確かに、原子力発電所での事故の確率は小さいのでしょう。確かに、原子力発電所の近くに住んでいた人たちはその場所を選んで住んでいたのでしょう。でも、だからといって、地震大国と言われる日本において、もしまた事故が起きたら取り返しのつかない大惨事となる可能性がある原子力発電所には、反対です。

また同じような事故が起きたときの対応も「考えてはいる」とは言うでしょうが、まったく信用なりません。また、原子力発電所を撤廃したら、確かに電気代がコストアップするのでしょうが、事故が起きたときの被害総額のほうが膨大ではないでしょうか。

それになによりも、命より大切なものはありません。国は国民の生命を守る義務があるはずです。私は断固反対です。

いつ元通りになるのか

原子力発電断固反対です。誰もが思うでしょうが、一番は何か災害が起きた時の安全性かと思います。

実際に東北の大震災の際に、どれだけの人が汚染を受けたか分かりません。震災後も放射能の影響で人間はもちろんのこと、植物も異常に大きく育ったり、本来ならならないような姿になってしまった植物もたくさんありました。いまだに汚染された地域には住むこともできない状況です。

チェルノブイリ原発は今もなお汚染され、放置されたままとなっております。長い期間をかけなければ、元に戻すのは難しいと言われております。それが実際にここ日本でも起きていることが問題かと思います。

いつになればもとに戻れるのか、分かったものではないです。なにか起きた時の被害が大きすぎると思います。日本は海に囲まれているため、もしまたあのような地震が起きるのか分かりませんし、津波の心配も高いです。このような理由により原子力発電に反対致します。

どの視点から見ても反対です

僕自身、原子力発電は反対です。日本には非核三原則というものがありながら、核で電気作るなどおかしな話。何のために非核三原則があるのか意味不明。

しかも、今回の東北地方での大地震で原子力発電所は崩壊。被爆の不安。その後の復旧とコストも手間もかかっているくせに不安は全く解消されない。

確かにたくさんの電気を発電できますが、国民や近くに住む住人の生活の安全を考えれば、誰もが反対だと思います。人の命や環境の汚染、何らかの原因で事故が起こり、被爆する不安から考えても、コスト面や安全性から考えても、反対です。

ウランも有限なものです。いつまで資源が持つかもわからない、危険極まりないこの発電方法は絶対に反対です。日本の将来性を見ても、安全性やコスト面を考え、より環境にクリーンな発電方法を考えるべきです。

被爆の不安、安全性、コスト面。すべてにおいて、原子力発電に関しては撤廃すべきだと思います。